青藍会会長就任のご挨拶
大串 文隆 (医学部24期)
私は7月の青藍会総会で荒瀬(前)会長の後任に選ばれた大串(24期)です。副会長として荒瀬先生のお手伝いをしてまいりましたが大学を離れ長い間県外にいたため打診されたときは、自分には難しいのではと引き受けるのを悩みました。しかし、先輩の先生方に強く勧められ、青藍会はどうあるべきか私なりに考えて運営していこうとお受けいたしました。歴代の会長が試みてきたことを踏襲し、役員の先生とも密に相談をしながら青藍会を更に発展させていきたいと思っておりますので、何卒、ご指導、ご支援をいただきますように切にお願い申し上げます。私は大学、公的病院で勤務したあと、民間病院に勤務している経験から青藍会がどうあるべきかを病院に勤務していたという立場で考えてみたいと思っています。青藍会を強く意識しましたのは、大学を離れ県外の病院に勤務したときです。高知の病院に赴任しましたが、高知の青藍会の先生方からたくさんのご支援をしていただき病院運営を順調に進めることができ青藍会のありがたみを肌で感じました。
青藍会設立の趣旨は「会員相互の親睦・懇親・情報交換を厚くし学術の向上をはかり、母校の発展に尽くす」となっています。青藍会とは若き日、同じ場所で日々を送り、医学の道を目指し、それぞれの道に進んだものが離れたところで活躍してもいつまでも強い絆な結ばれたものの組織と思っています。一方、大学を離れてみると自分の育った母校のことや活躍している会員のことが気になります。活躍している会員を広報していくことも重要と考えています。青藍会は母校が自慢でき、誇らしく思えるようなところとなるよう、援助し、力ある団体であってほしいと思います。徳島に残る卒業生が少なくなったといわれていますが、青藍会は徳島大学医学部の卒業生の帰属意識を高め徳島に残る人材を増やすことにも貢献すべきとおもっています。今後、大学も生き残りをかけた運営が必要となってきます。少子化は避けることができず、大学の統合の話題もでてきております。母校が魅力ある大学となるよう必要な支援をすることに徹していきたいと思っております。コロナのパンデミックの時には青藍会の皆様が鎮静化にむけてご活躍をされたと思います。どのような状況下でも青藍会の皆様が医療者としてご活躍しておられることと思っております。これからも皆様の要の組織となるように努めていく所存ですのでよろしくお願いいたします。